みなみ野キッズシンガーズ 定演 #4
泣ける映画とか、泣ける歌とか、もてはやす風潮がある。お涙頂戴というような言い方で、古くからあるものだとは思うが、最初から泣かそうと思って、もっとはっきり言えば、人を泣かす目的でする行為にどれだけの価値があるのか、と勘ぐってしまう。
良いと思うものを、良いと思う手段で、練習を重ね、作り込んで、人に披露することで生まれる感動、その結果の涙に大きな価値があるのだと思いたい。
もちろん最初からわかりやすく作れるなら、その方が良い。
でも本質を、深いところにあるものを表現しようとすると、残念ながらそうはいかないのだ。
合唱はそういうものなのかもしれない。
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