じゃんけんあめから考える、人との距離感
先週金曜から日曜まで、見ず知らずの子供たち(たまに大人)とじゃんけんをしまくった。
会社が、とあるお祭りに出店し、お客さんに足を止めてもらう、見てもらうための企画として、「じゃんけんあめ」、つまり「じゃんけんおじさんと勝負して、勝ったらアメ一個プレゼント!」をやった。
「じゃんけんあめしませんか?」と声をかけると、いろいろな反応が返ってくる。
・ノリがよくて、すぐにじゃんけんの態勢にはいる子
・親の顔を見て「やっていい?」と確認する子
・「やりたくない」「やらなくていい」と首を横に振って通り過ぎる子
この辺りは、普通に考えられる反応。
・他にやることがないのか、何度もじゃんけんしたいとせがんでくる子
・興味はありそうなのに、かたまってしまって、何も言わない行動にも出さないで固まってしまう子
いちばん異常に感じたのが、
・アメを取って、その場で開けて口に入れて、そのべたついたアメと入っていた袋を、
籠の中に何も言わずに返す子
この経験があった後にすぐに読んだのが以下の記事。
「人をなかなか信用しない子」も「過剰になれなれしい子」も…親から虐待された子どもに表れがちな「愛着形成」の異常
子育てしていたら、何が正解かはわからない。
どの程度、どんな形の愛情をかけたら、正解かなんて。
でも、自分を肯定しつつ、自分がよしとすること、やってほしいことを主張するだけではなくて、相手がどんな人で何をよしとするのか、人間との距離を測れるようになる(大きくなるにつれて)のは、人間関係を築く上でとても大切だと思う。
まずは人の話を聞いて、理解しようとするところから。
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