~許すということ~ 勘違いで黒人男性射殺、白人の元警官を被害者の弟が法廷でハグ(AFPBB News)

Yahoo! ニュースから。

身近な人が殺される。

しかも、殺されるための”正当な”理由もなく殺された。

この場合であれば、自分の家にいただけで、勘違いで入ってきた人に銃を撃たれる。

こんなことも世の中あり得る。


その加害者を、殺された人の遺族が許せるのか?という課題。


私個人は、長い裁判の中の、この2分程度の場面しか知らない。

裁判でない長い時間、訴える側、訴えられた側も、いろいろな心境や考えの変化があっただろうけど、まったく知らない。

ただこの場面は彼ら、特に被害者の弟にとって、一つの区切り、結論だったんだろう。

こうすべきだという結論。

「できるかわらないけど、彼女にハグしてもいいか?」

裁判官から即答がなかったので(裁判官も即答などできなかろう)、

もう一度”Please"「させてくれ」と。


これは自分の自身に対しても言えることだろう。

過去の自分と自分がやってしまったこと、言ってしまったこと、考えてきたことに対して、

「したいか?」と問われたら「したくない」かもしれなくても、

許した方がよい、という思いが起きたら、それを実行すべきなんだ。


許すとは、ただ「許す」と思うことだけでも、言葉にすることだけでもなく、

許す対象に対して、何かしらの行動と形にすることなんだろう。

だから彼はハグをした。


私は、この文章を最後まで読んでくれた殊勝なあなたは、何を許すべきだろうか?


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